海藻類の栄養素

もずく

◆もずくに含まれる栄養素・効果

βカロテン

皮膚や粘膜の状態を良好に保ち、免疫力をアップさせたり、発がん抑制力もあることがわかっています。

ナトリウム

細胞の浸透圧を保ち、細胞内外の水分を調節したり物資交換をしたりなどの作用を受け持っています。
また、カリウムとのバランスの中で筋肉や心筋を弛緩させる働きもあります。

葉酸

からだの各部分でたんぱく質や核酸の合成に働いて発育を促進するため、妊娠中や授乳時には特に大切とされています。

アミノ酸

もずくには体内でつくることができない8種類の「必須アミノ酸」を含む、18種類のアミノ酸がバランスよく含まれています。
アミノ酸は細胞やホルモン、酵素を形成するほか体内で様々な役割を担っている重要な成分です。

もずくに含まれるフコイダン

フコイダンは多糖類の一種です。
モズクや昆布などの海草褐藻類のヌルヌル成分に含まれる粘質多糖類のひとつです。
海藻類の中には、カルシウムや沃素などのミネラルやビタミンなどの栄養源が多く含まれていますが、これらの成分以外に、ヌルヌル成分の中に含まれるのがこの「フコイダン」で、乾燥重量の約4%含まれています。

「フコイダン」は多くの海藻に含まれていますが、「フコイダン」が最も多く含まれている海藻はモズクだと言われています。モズクには昆布と比べて、約8倍もの「フコイダン」が含まれています。
「フコイダン」は、硫酸化多糖類の仲間で海藻の種類によっても異なりますが、モズクには特に「硫酸化フコース」「フコース」が多く含まれているといわれ、この「硫酸化フコース」「フコース」が、癌(ガン)に対して有効であり効果的であると言われています。

昆布

◆昆布に含まれる栄養素・効果

ヨウ素

海藻類の中で最も多く、ヨウ素は甲状腺ホルモンの原料になり、基礎代謝を活発にしたり、交感神経に作用してたんぱく質や脂質・糖質の代謝を促進する働きがある。

グルタミン酸(アミノ酸の一種)

昆布のうまみ成分で、脳の機能を活性化させ、ボケや痴呆の予防効果がある。

動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールが酸化酸化するのを防ぎ、動脈硬化の防止に役立つ酵素を作ります。銅は最低でも1日2~3mgを摂取する必要があると言われています。

わかめ

◆わかめに含まれる栄養素・効果果

ヨウ素

基礎代謝を活発にして肥満を予防、さらに甲状腺ホルモンと関係し、精神を安定させ、心身ともに活性化してくれる働きがある。

カルシウム

骨や歯を丈夫にし骨粗しょう症を防ぐ働きがある。

カリウム

わかめ100g中に約730mgも含まれ、体内に蓄積されたナトリウム(塩分)を排出する作用により、むくみを抑え、高血圧を予防する効果がある。

水溶性の食物繊維であるアルギン酸

大腸の働きを活発にして便通を促す働きがある。 便通が順調になることによって、コレステロールや腸内の有害物質が体外に排出され、大腸がん・動脈硬化などの病気の予防にも効果的。


フコイダンに関する情報
研究所所在地
フコイダン代替医療研究所
一般社団法人
フコイダン代替医療研究所
沖縄県浦添市牧港2-33-7